主人公
名前の由来はチーム名である『ふぁるぷ』がドイツ語でFarbe(色彩)であることから、名前に彩を入れたかったため。
チームのメンバーであるクロノ助さんとはまったくの無関係。
アークス学園の高等部1年生。
男装の麗人を思わせる中性的な顔立に、160センチ半ばの身長と50台前半の体重と線の細い体格。
その容姿から昔から女子と間違えられることが多く、当人はそれを気にしているものの、周囲のウケがいいため髪型や服装もそれに合わせて中性的なものにしている。
どこの部活動にも所属していない帰宅部。
武道の授業は剣道を3年間選択しており中等部3年で初段を取得した。
全国でもトップレベルにあるアークス学園剣道部の部員には適わないが、他校の生徒相手には十分な実力があるため地区大会や県大会でなら上位を狙える腕はある。ただしそれは武道の指導環境の充実したアークス学園に通う多くの生徒に言えることで、彩乃介が特別優れた才能を持っているわけではない。
小学校5年生の夏に舞台となる街に引っ越してきた。
家族は父、母、妹の4人だが、父親は博物館の学芸員でアメリカにいることが多く、妹はそれについていってそっちの学校に通っているため滅多に会うことがない。
彩乃介の高等部進学を機に母親もアメリカに行ってしまったため現在は自宅で一人暮らし。
女の子相手に吹っ飛ばされたり、相撲でガチ負けしたりと、力関係においてはヒロイン相手に圧倒されがちだが、実は勉強も運動もそこそこできる優等生で決してひ弱ではない。
作中登場するヒロイン達はPSO2におけるチームメイトのキャラクターが元になっているために、作者が印象として持っている個性や実力が作中でも大きく反映されているためである。